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■大哺乳類展「陸のなかまたち」(2010/06/12) その2■
たくさんの剥製や標本が飾ってあります。 毛の役割や、爪の違い、ツノについてなど、哺乳類のからだのいろいろな特徴を解説しています。
色は基本的に保護色です。 カメレオンのように周りと見分けがつかない、まではいきませんが、周りの環境に合わせて、目立たなくする、ぐらいの意味はあるそうです。 また、肉食動物に襲われる草食動物だけでなく、肉食動物の側も、獲物に気付かれにくいように、保護色を利用している模様。 あとは仲間を識別するのに色や模様を利用するのだとか。 あまり毛が必要とされない動物は毛がなくなる方向に進化します。カバとか。 ハリネズミやアルマジロは特殊な形に毛を進化させています。 どちらも身を守るために発達した毛です。 ハリネズミは毛をトゲ状に進化させました。 食ったらいてーぞと。 アルマジロは毛をよろい状に進化させました。 食ったらかてーぞと。
普通の平爪や、ナマケモノ類の鉤爪、蹄などいろいろあります。 爪にはいろいろと役目があって、肉食動物なら、獲物を獲る武器になります。 木に登る動物なら、爪を木に引っ掛けることで落ちないようにします。
また、ツノは草食動物だけの特徴です。 ツノの生えた肉食動物はいません。 言われてみればそうかもしれません。 オニや悪魔にはツノが生えてますが、つまり彼らは今流行り(?)の「草食系」ということになります。
「哺乳類の骨格」のコーナー。 ここにあるゾウの骨を見るのが今回の一番の目的です。 実際のところ、入り口が混んでいたので、一番最初にこれを見に行きました。 やはり他の骨格と比較してデカイです。 キリンの比じゃねぇ。 もともと動物園のゾウだったらしいのですが、死後、標本化作業を行ったということです。 裏情報だと、これを作成するのに、ゾウを地中に埋めて、腐らせて解体したということで、むっちゃくさかったらしいです。 そのほかのホネ写真も撮ってありますので、今回はそれらを紹介するところまでとしましょう。
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