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箱根旅行記(2010/01/09,10) その2

2010年1月10日。旅行2日目。


宿外観。
朝早くに宿を出発。
とりあえず、宿にもちょっとだけ触れておきますか。
微妙に疑問な対応の宿だったんだけど、旅行が台無しというほどではなかったので、まぁよしとします。
今まではもっとヒドイ宿に泊まったこともあったんで。
一番気分悪かったのは 2年前に行った伊豆のホテル。
宿泊側に不手際があると気分が低調になります。
でも今回もちょっと危なかったぞ。


スゴイ坂。向こうには山が見えます。
この日はポーラ美術館に行くことにしました。
宿を出て、バス停に向かいます。
ケーブルカー一駅分下ります。
そんなに距離はないのですが、すごい坂です。
登るのは厳しいけど、下りる分にはなんとか。
でも雪が降ってたりしたらかなり危ないかな。
意外と車通りもあるし、何より滑ったらどこまでも落ちていきそうな、急な坂。
とにかく山道。



ポーラ美術館入り口。
バスで30分くらい山を登ると、ポーラ美術館があります。
ポーラ化粧品のポーラです。
西洋画、日本画、ガラス工芸、中世ヨーロッパの化粧道具など、金にものを言わせて、かき集めてます。
さて、美術に対する造詣がかなり浅いので、入り口で説明のイヤホンみたいなものを借りました。
美術品によっては番号を押すと解説してくれるというありがたいものです。
さて、実際に回ってみると、美術品に興味が全くないので、どこを切り捨てていいものやら、わかりません。
全ての作品に対してフラットです。
なので、作品の横についてる解説を読んだり、イヤホンの説明を聞いたりしていたら、全部回るのに 5時間もかかってしまいました。
って、もちろん写真は撮れないので、写真がないです。
回ってみていくつか自分なりに見所を紹介すると、

  • ボナールの「山羊と遊ぶ子供たち」の真中にいるのは、ククリナイフを持ったデュラハンではなく、子どもに羽交い絞めされた、ヤギである。
  • マティスはその大胆な色使いから、「野獣派」と呼ばれたそうだが、正直絵描きが「野獣派」と呼ばれるのは不名誉である。
  • シュールレアリズムの絵はプログレの CDジャケットっポく、なんとなく馴染みがあって落ち着く。
  • 美術の教科書に載っていた「麗子像」は恐かったのでさすがに覚えている。しかも何枚もあるらしい。
  • 昔のヨーロッパの女性は髪を飾り立てるのが高じすぎて、戦艦を頭に乗せるという具の骨頂をやらかしたらしい。

そんな感じ。
特にボナールの「山羊と遊ぶ子供たち」はスゴかった。
妻に「なんかヘンな絵があった。真中に悪魔みたいのがいて、意味が全くわからない」と言ったら「そんなのあるわけない」と言われ「じゃあ、行こうよ、絵の解説をしてみてよ」と言って絵の前に行って「この真中のククリナイフを持ったデュラハンは一体何?」と聞いたら、「タイトルに『山羊』って書いてあるでしょ!」と言われました。
そう言われても全くヤギに見えません。
「どういう状況?」と聞いたら「子どもに首を羽交い絞めにされてるの、ここが頭で……」と説明されてようやくわかりましたが、割と多くの人が意味がわからないのではないかと思います。


帰りのロマンスカー。
そんなこんなで、15時30分頃、美術館を出て、家路に着きました。
バスで強羅駅まで出て、箱根登山鉄道で箱根湯本まで下り、そこで一度下車。
駅前のおみやげ屋「菜の花」で「箱根のお月さま。」という温泉饅頭を買いました。
箱根の定番のおみやげ。
皮の感じがナイスな、有名なお饅頭です。
知ってる人、結構いるんじゃないかな。

そして、家の近くまで帰ってきて、生パスタ屋で晩飯を食って、家に帰って来ても、まだ20:00頃。
近場の旅行はとにかく楽。
冬場の一泊温泉旅行はいいかもしれません。
来年は秩父あたりに目星をつけておきます(やっぱり私鉄の特急が安くて狙い目)。

―了―

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